さあさあ、突っ込んで参りますよ。って、放送からだいぶ日が経ってしまいましたが。
ツッコミどころ満載なので、5回にわたって突っ込んじゃいます♡
本日は1回目「個室じゃない理由、アカンてそれ」
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世界が驚いたニッポン! スゴ~イデスネ!!視察団【テレビ朝日】 2015年4月4日放送
https://hanohana.com/blog/?p=458
さっそく、視察開始。海外の歯科治療のプロ、アンさんはどんな反応を示すのでしょうか?
視察団言うて、1人やないかーい!思わず関西弁になりますよ。
しかし、歯科医療のレベルが高いスウェーデンから歯科医師を連れてくるとは、なかなかのチャレンジ・・・と思ったのは最初だけ。まあスウェーデンでも地域差がかなりあるらしいですから。
歯の治療を行うスペースを見ると、
アンさん「どうして個室じゃないんですか?オープンスペースで治療なんて見たことがありません。スウェーデンでは個室で治療を行うのが一般的なんです。」
小野さん「こういうスタイルであれば1人の先生が他の先生の治療にオピニオンを出したりだとか、そういうことがすごくしやすいスタイルになっています。」
スウェーデンでは患者のプライバシー保護を重視、主に個室で歯科診療を行っているようですが、こちらの歯科医院では歯科医師が時には別の歯科医師の意見を求めるなど、患者により良い診察を提供するため、移動しやすい空間で診療を行っています。
いやいやいやいや、感染予防やプライバシーの問題で個室がいいに決まっているやないですか。
なんだかいいように説明されちゃっていますが、日本の歯科医院が個室でないのは、せまいスペースでいかに効率良く治療するかの問題です。同じ面積ならチェアが1台でも多い方がたくさんの患者さんが見れますし、こっちの患者さんで型取りしている間に、あっちの患者さんの歯を削って・・・というように限られた時間で多くの治療をするため、というのが実のところだと思います。
「オープンスペースだなんて、ありえへん。」とスウェーデンのアン先生は言葉を失ったかもしれません。私の妄想ですが。
歯の花クリニック院長・米畑でした。