ある金曜日、欧米系の外国人女子2人がクリニックに入ってきました。
英語で「歯のホワイトニングはしている?どんな内容で?値段は?」と。
突然のことに戸惑いながら一通り説明してパンフレットをお渡ししました。
聞くとスウェーデンからの観光客で1週間半で東京・大阪・京都を訪れている途中だと言います。
値段を見ながら何やら2人で相談され、「検討します」みたいな感じで帰られました。
まあ来ないだろうなあ、と思っていたら翌日の土曜日に再びいらっしゃいました。
「ホワイトニングを受けたいけど今日はできる?」
私「本日はご予約がいっぱいでして。」
「明日は?」
私「明日は日曜で休診です。すいません。」
「月曜は?」
私「月曜なら空きがあります。」
「では予約します」
マジで???と内心焦りつつ、ありがたくご予約を承り・・・
その週末は同意書や説明を英訳して、診療室での英会話を復習し必死のパッチでした。
明けて月曜日。
なんとか滞りなくホワイトニングさせていただき、お二人とも満足していただけたようです。
スウェーデンでは歯のホワイトニングないんですか?なぜ日本で?と質問したところ、
「あるとは思うけど・・・。通りかかったから!」との返答でした。
しかし、考えれば考えるほど謎は深まるばかり(勝手に)。
そういえば、ホワイトニングの薬剤ってもともとはアメリカ製のものが多いなあ。
ヨーロッパでは意外とメジャーではないのかなあ。
ていうか、大阪観光中にわざわざホワイトニングに時間をさくなんて・・・
もしかして、大阪の観光おもろなかった???
なんかごめん。
と、妄想が止まらず、最後にはなぜか大阪を代表して謝る私(心の中で)。
とりあえず、英会話もっと勉強しよ。
院長・米畑 有理