疲労に効果的な香り

渡辺先生の講演で出てきた話。
香りでは「青葉アルコール」「青葉アルデヒド」、
いわゆる緑の香りが疲労の解消には効果が高いそうです。
私、アロマテラピーインストラクターなんですが、
聞いたことのない成分だったので、ちょっと調べてみました。
以下、日本エステル社HPより引用
http://www.esters.co.jp/culture/q_a/ing_01.html
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青葉アルコールや青葉アルデヒドは、野菜や山菜の旬の香りに共通する成分と言っても過言ではありません。
野山では新緑の香り、あるいは森の香りに形容されます。
青葉アルコールはシス-3-ヘキセノール(cis-3-hexenol)でお茶の生葉などに含まれます。
青葉アルデヒドはトランス-2-ヘキセナール(trans-2-hexenal)です。
天然エッセンシャルオイルにも含まれていますがその量はわずかです。
アロマテラピーでよく用いるエッセンシャルオイルの中でみてみると、
青葉アルコールはラヴィンサラ Cinnamomum camphora BS 1,8-cineoleや
タイムThymus vulgaris SD/DO whole plant with flowers, BS thymol、
ビターオレンジ・リーブス Citrus aurantium SD/DO leaves、
スパイクラベンダー Lavandula spica SD/DO flowersなどに、
青葉アルデヒドはヘリクリサム Helichrysum italicum SD/DO whole plant with flowers
などに含まれています。
いずれも1%未満とごくわずかな量ですが、香りを構成する重要な役割を果たしています。
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なるほど〜。
アロマテラピーの勉強では、精油の成分(化学式)が出てきます。
理系なものですごく気になって、調べまくっていたことがありました。
しかし結論としては、「成分だけで精油は語りきれない」と感じました。
香りというのは、
その香りをかいだ人自身のその香りにまつわる体験と
そのときの感情やなんかを思い出させることがあったり、
単純に香りの好き嫌いは本当に人それぞれです。
一般的に言われている効果もありますが、
自分が好きだと思う香り、心地よい香りがいいんですよね。
これってワインにも似ているような気がします。
蘊蓄はいろいろあるけど、飲んでおいしいと感じるのが、
その人にとってのいいワイン、というような、ね。