日野佳恵子氏講演

株式会社ハー・ストーリィの社長 日野佳恵子氏の講演を聴きに行きました。
大阪市立大学の永田潤子先生にお聞きして
去年読んだ著書↓がおもしろかったもので。
「ワタシが主役」が消費を動かす
特に、男性と女性のクチコミや買い物行動の違いについての解説は、
アンケート調査の結果から脳科学的な考察まで加わり、
たいへんわかりやすくて興味深いものでした。
男性にとって買い物は、ハンティングであり、勝ち負けにこだわる。
女性にとって買い物は、共感との出会いであり、イメージを大事にする。
原始時代からの役割で
男性は狩りに出かけ、戦いに勝たなければなかった、
女性は家庭を守らなければならなかった、
その名残があるのでは、とのこと。
実は、歯科治療でも男女の違いがあるのでは、
と今まで漠然と考えていたことに共通点が多くて驚きました。
男性は、歯を削ってかぶせものをすることで征服感、達成感を感じる。
女性は、天然のものはできるだけ守りたい、あまり削りたくない。
もちろん、男性的、女性的、という意味であって、
男性がすべてそう、女性がすべてそう、というわけではありません。
(日野さんもおっしゃっていました。)
でも、結構あてはまっている気がするんだよなあ。