先日、歯みがき剤のフッ素濃度が従来950ppmまでだったのが、1450ppmが認められたという話題を取り上げました。
2017年3月17日に厚労省から承認がおり、
2017年夏頃からフッ素濃度1450ppmの歯みがき剤が市場に出回っています。
が、その前に何があったの???
それは2017年1月20日のこと。
薬事・食品衛生審議会 化粧品・医薬部外品部会 議事録
http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000168007.html
中ほどに歯みがき剤のフッ素濃度に関する答弁が記されています。
ほ~、こんな風に決まるんだ~、
へ~、こんな議事録が公開されてるんだ~、
(軽い)と思ったのでリンク貼ってみました。
参考人として出席された東京歯科大学衛生学講座教授の眞木吉信先生は
●ISOでは10年以上前にフッ化物配合歯磨剤の基準が決められている
●従来の1000ppmに約6%ほの虫歯抑制効果が高まるとされている
●アレルギーの報告はない
といった内容と合わせて
「したがって私の意見としては、是非、1,500ppmの歯磨剤を認めていただきたい。これは国民の虫歯予防の観点からも重要なことかと思います。逆に言うと、余りにも遅過ぎたかとも思います。」
と冒頭で述べてらっしゃいます。
ほんと「余りにも遅過ぎた」と思います。
なぜですかね~。いろいろあるんでしょうね~。
ま、1500ppm認められて、よかったよかった。
(軽い)
院長・米畑 有理