大人の虫歯予防法1:フッ素

◆フッ素の効果

歯医者でフッ素を塗ってもらったり、フッ素入り歯みがき剤を使ったり、と
フッ素はすっかり身近なものではないでしょうか。

フッ素は虫歯予防に効果がある?
あります!大ありです!

フッ素を使っていれば虫歯は抑制されるということは
数々の調査、研究で証明されているので、
そのメカニズムはさておき、信頼度の高い虫歯予防法なのです。
CariesBalance.jpg

メカニズムとしては、
フッ素は再石灰化を助けてくれる、
歯にとりこまれると歯質が強くなる、
虫歯菌の働きを邪魔する、といった効果があります。
◆フッ素の利用法いろいろ

セルフケア用として、フッ素入り歯みがき剤、フッ素入りペースト、フッ素のスプレー、フッ素の洗口剤などがあります。
歯科医院では、塗布するためのペースト、フォーム、液があったり、
歯のクリーニング用のペーストにフッ素が入ったもがあったりします。
海外では、水道水に入っている地域があったり、フッ素入りの塩、なんていうのもあります。

◆簡単にできるフッ素活用法

歯科医院でたまにフッ素を塗ってもらうだけではなく、
少量ずつでも毎日使用するのが、虫歯予防には効果的だと言われています。
まずは、自分が使っている歯みがき剤にフッ素が入っているかチェックしてみましょう。
成分表に「モノフルオロリン酸ナトリウム(MFP)」「フッ化ナトリウム(NaF)」などと表示されています。フッ化物配合、とわかりやすく書いてあることもあります。

そして、フッ素の効果をより上げるには・・・

・ブラッシングの後、10-15ml程度の水を含み30秒間ぶくぶくして吐き出す。
・ゆすぐのは上記1回だけにして、できれば2時間は飲食しないようにする。

つまり、ゆすぎすぎず、フッ素を歯に残してあげるイメージです。