テレビや雑誌を見ていると、めちゃくちゃ歯が白い人いますよね。 あれって、どうなっているのでしょう?
天然でめちゃくちゃ白いことは稀
↑ 歯の白さを判定するための「シェードガイド」という器具です。
このシェードガイドでいうと、日本人の前歯の天然の色は2M2〜3M2ぐらいが多いかと思います。
何もしていないのに1M2というのは、日本人ではまずないです。
削って貼る、削ってかぶせるで不自然な白さにできる
めちゃくちゃ歯が白い人、歯だけ浮いてみえるくらい白い人、は
だいたい削って貼るか(ラミネートベニア)、
削ってかぶせるか(セラミッククラウン、ジルコニアクラウン)してます。
通常の治療でセラミッククラウンを前歯に入れる場合、
なるべく自然に見えるように、グラデーションなどをセラミックでいかに表現するかが
歯科技工士の腕の見せ所です。
めちゃくちゃ真っ白の歯を希望する人は、とにかく白く!と言うのでしょう。
とにかく白いセラミックを使って、そのままのっぺり白い歯が入ります。
この「のっぺり感」、担当した歯科医師は「のっぺり白くて不自然になりますよ」
って教えてあげないのかなあ。教えてあげないんでしょうねえ。
作るの楽チンですし、ご本人も喜ばれるわけですしね。
ホワイトニングでめちゃくちゃ白くできることもある
さて、ホワイトニング。薬剤を使って天然の歯を漂白します。
ホワイトニングでは1M1.5〜1M2ぐらいには、多くの方がなれます。
0M1〜1M1の白さになれるのは一部の方です。
エナメル質が分厚い人は、ホワイトニングだけでもこの白さになれることがあります。
なかなか日本人では多くないんですけどね。
というわけで、めちゃくちゃ歯が白い人は
削ってかぶせるか削って貼る審美治療をしている人がほとんど!
というお話でした。
院長・米畑
歯の花クリニック
大阪府大阪市中央区北浜1-1-10
北浜小林ビル1F
06-6777-2848
hanohana.com