歯医者の歩き方 歯の神経は死守すべし。中高年の場合。

前回、歯の神経は死守すべし。特に若年者!

というお話をしました。

 

で、中高年は?

 

中高年も「歯の神経は死守すべし」ではあるのですが、

直接覆髄や断髄の成功率は若年者に比べるとかなり低くなるらしいです。

歯髄細胞がそんなに元気ではないから(涙)

年齢でいうと40代以降ぐらいは厳しいらしいです。

 

ですが、それは不可逆性歯髄炎での話!

何もしなくても痛みがあるとか、痛みがめちゃくちゃ強いとか

歯髄の炎症がひどくておさまらないという場合です。

 

痛みがそれほどでもなければ(可逆性歯髄炎であれば)、

歯髄に到達しないように注意して虫歯を除去するようにすれば

神経を抜く必要はありません。

これ、とても重要なポイント。

 

それにしても、

40代以降は歯髄細胞のバイタリティが低いから・・・

と言われるとなんだかもの悲しくなりますね。

深い虫歯とか歯髄炎とか関係なしに(涙)

 

次:歯医者の歩き方 神経を抜く治療が必要なのは

 

歯の花クリニック

院長・米畑