先日、歯学部時代の教授診の思い出をつらつら綴ったわけですが・・・
その教授は、丸山剛郎先生です。
一時期、「さんまのホンマでっかTV」などテレビでお見かけし、
うぉーーーーっ、となりました。
テレビでも堂々とされていて、さすが!ですが、
なんというかあの伝説感があまり出ておらず(そりゃそうか)
それは少し残念でした。
丸山先生の思い出をもうひとつ。
私が大学院生の頃、スウェーデンで開催された国際補綴歯科学会(ICP:International College of Prosthodontists)に参加しました。
補綴というのは、歯をかぶせ物や入れ歯で補う治療の意味です。
海外での学会は日本の学会と違って、朝行ったらコーヒーや軽食が置いてあったり、国によっては企業展示のブースでワインが出たり、とゆるいというかほんと楽しいのです。
ICPは比較的少なめの人数での会で講演もディスカッションもディナーもみんなで楽しむような感じでした。
スウェーデン、ストックホルムでの開催ということで、なんとノーベル賞授賞式の会場でのガラディナーがありました。
ガラディナーです。ドレスコードもあります。
すっごい欧米な雰囲気(?!)、ドキドキです。
ディナーが終わると、まさかのダンスタイム。なんか社交界っぽいやつです。
海外旅行大好き、ヨーロッパ大好きだった私もそんなハイソな(?!)場にどう対応したらよいものか・・・おそらく日本人のほとんどがそんな感じだったその時、
「踊らないの?一緒に踊る?」
と声をかけてくださったのが、丸山先生!!!
わーーーーーっ!えっと、えっと・・・
若干テンパったのと、どう踊るかわからないのと、いろいろしがらみがあったのとで、丁重にお断りしてしまいました。
丸山先生はすぐにどなたかと踊られていました。超馴染んでおられて素敵でした。
いや、ほんとあの時、勇気を出して踊っておけばよかった~、と実は何度も思い出してますよ。
歯の花クリニック院長・米畑