大人の虫歯予防法4:磨けていないところを磨こう

◆歯間をフロスで

フロス=糸ようじです。歯間ブラシとは違います。糸状のやつです。
歯の間は歯ブラシだけでは磨けません。
初めはたまにでもいいので、フロスをつかってみてください。

フロス初心者におすすめなのが、ホルダー付フロス。
ドラッグストアによく売っているD型のものよりも、Y型のものがおすすめ。
Y型だと、奥歯がすご〜くやりやすいのです。

100424Y字型フロス

◆一番奥の歯まで

一番奥の歯まで歯ブラシがあたっていますか?
通常は一番奥の歯といえば、正中の前歯から数えて7番目の歯、
あるいは8番目にあたる親しらずです。
一度、鏡で自分の一番奥の歯を見てみてください。
そして、歯ブラシをあててみてください。

と、言っても、実は口を開けながら奥歯を磨くのは難しい、
特に奥歯の頬っぺた側は口が大きく開けていると歯ブラシが入りません。
口は小さめの状態で、歯ブラシで一番奥の歯はどこなのか探ってみてくださいね。

◆たまにはプロに磨いてもらう

虫歯になる部分というのは、
プラークがずーーーっとたまったままになったところです。
つまり、毎日歯みがきをしていても磨き残してしまうところなのです。
これはプロに見てもらうのが一番はやいです。

歯科でやってもらう歯のクリーニングのことを、
PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleanin)なんていいます。

厳密には、虫歯「予防」のためであれば保険はききません。(「治療」ではないので)
そして、虫歯予防に効果的なPMTCであるかのチェックポイントは、
「プラークを染め出しているか」 だと思います。
小さいときにやったことがあると思います。歯を赤く染めるやつです。
なぜなら、プラークはクリーム色、ぱっと見では歯と区別がつきにくいですから。
また、プラークがたまりがちなリスクが高い部分もわかりやすくなりますから。