歯医者の歩き方 虫歯について 歩き方まとめ

歯のためにどんな歯医者に行けば良いのか?

虫歯に関しては、

 

カリオロジー(カリエス/う蝕の病因論)を理解し

臨床で実践していること

 

に尽きるかと思います。

 

具体的には、下記の3つがポイントかと。

 

 

1)すぐに削らない

 

本当に削る必要がある虫歯であるのか診査・診断し説明してくれること。

黒くて硬い部分は削り過ぎない。これについても説明してくれること。

場合のよっては虫歯の進行停止や再石灰化を図ってくれること。これについても説明してくれること。

 

 

2)原因を考えてくれる

 

虫歯ができていたのならば、なぜその虫歯ができてしまったのか?

問診などを通じて原因を探ってくれること。

脱灰・再石灰化について説明し、今後の対策を教えてくれること。

歯みがきだけの問題ではありません。

 

 

3)神経をできるだけ抜かない

 

神経はあるに越したことはありません。

できる限りの手を尽くしてくれること。

虫歯が深い場合、神経を抜くにしても残すにしても、状況や治療法についての説明が不可欠です。

 

 

ざっくりまとめるとこんな感じでしょうか。

 

しかしながら、

口だけがとてもうまかったり(単に説明が本当に上手なこともあり)、

謎の自費のオプションを勧めてきたり(医学的根拠があって有効なこともあり)、

謎のうがい薬を勧めてきたり、

といった罠というか、見極めが難しいこともあるかもしれません。

 

ネットの情報を鵜呑みにせずに、場合によってはセカンドオピニオンなども利用して

信用できるかかりつけ医の先生が見つかるのがベストではあります。

「歯医者の歩き方」がその一助となれば幸いです。

 

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歯の花クリニック

院長・米畑 有理